カテゴリー別アーカイブ: 偉人の言葉より

(論語)徳有る者は必ず言有り

子曰く、徳ある者は必ず言あり。

言ある者必ずしも徳あらず。

仁者は必ず勇あり。

勇者必ずしも仁あらず。

 

道徳の備わった人には必ず善言がある。心の中に蓄積された徳が、おのずから外へあふれ出て言葉となるからである。
しかし、すばらしい言葉を言ったものが、必ずしも、徳性のある人物とは限らない。
また、仁(人間愛)をそなえた人物は、必ず勇気があるものだ。なぜなら、心に私欲がなく、義であれば行わんとするからである。
しかし、勇気のある者が、必ずしも、仁者であるとは限らない。中には血気の勇とも言うべき道にはずれた勇もあるからである。

 

天から物事を見れば、それが仁者の勇か蛮勇の勇かはすぐに見抜かれる。

物事に迷ったならば常に天から見るのだ。

吉田松陰先生が死の一年前に弟子(山田顕義)に贈った言葉

志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない

吉田松陰-立志尚

立志尚特異
俗流與議難
不思身後業
且偸目前安
百年一瞬耳
君子勿素餐

 
志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思い煩うな
目先の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちはどうかいたずらに時を過ごすことなかれ

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人と異なることを恐れてはならない
世俗の意見惑わされてもいけない
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最近はリスクをとらない大人、それを見て育った子供、人と同じような考え方、行動をとる傾向があるように思う。

そうしないと突然いじめにあったりもする。

実際ボクは小学校のときに目立ちすぎて短い期間ではあるけれど、経験はある。

攻撃を受けないためには、同化しておけばよい。

しかしそれでは志は立たないだろう。

どんなに人から馬鹿にされようとも変わり者と思われようともやらずにおれない感情が沸き立ったら

それはやるべきときだ!

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死んだ後の業苦を思い煩うな
目先の安楽は一時しのぎと知れ
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死んだあとのことをいつも思い描いている人はいないだろう。
考える必要もないと思う。

今生きているのだから。

ここ最近若くして亡くなられている芸能界の方も多くなったと感じる。

世代が近いので他人事にも思えなくなってきた。

時間は何より大切で過ごし方をあらためて考えるときだと思う。

 

最後に
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諸君、狂いたまえ!
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