部下でも、わが子でも同じ
部下でも、わが子でも同じ
東京は一日大雨でした。
雨の日は嫌いという人が多いです。
私は結構好きです。
田舎で育ったこと、また香川県だったというのが影響していると思います。
香川は雨が少なく、ダムや池が干上っている姿がニュースでも流れます。
しかし、雨が降らないと農家は困るのです。
特に田植えの季節は。
雨が降り、上がると空気が澄みます。
なんともいえない混りっけのない極上の空気になります。
これは東京では味わえないものです。
私はその空気が大好きでした。
雨が降っても傘もささず、よく外で遊んでいました。
東京の品川に居酒屋チェーンのコンサルタントをやっている友人がいます。
宅配(野菜類)もやっている会社でお客様に届ける箱の中にはお手紙を同送します。
梅雨の季節のこと、担当者はこんな手紙を書かれてました。
「毎日うっとうしい雨が続いておりますが、、」と始まります。
そこでコンサルタントが
「ちょい待ち!」と一言。
「あんたにとっては、うっとうしいかもしれんけど、農家さんにとっては恵みの雨よ。『恵みの雨で、こんなおいしい○○ができました』と届けた方がお客さんにも喜ばれるでしょ。」
雨は雨。
ただ、とらえ方、意識の違いです。
周りの人、世の中の人が幸せですごせるように意識を向けたいです。
追伸
意識を変えたい人はコチラから
動画とPDFファイルが届きます。(2015年9月末まで)
自立とは、
いかなる関係と条件の中に置いても自分の能力を最大限に発揮して道を切り開いて行こうとする姿勢です。
置かれた環境には影響を受けません。
今そこで出来ることを全力でやる。
企業研修のテーマとしてよく取り上げられます。
「うちの社員は自分で考えない。」
「うちの社員は自分から動かない。」
「うちの社員は上司や環境のせいにばかりする。」
とよく聞きます。
大半の場合は、言っている本人ができていない。
部下は上司をよく見ているのです。
自立の反対は依存です。
「日本全体の経済がよくないので売上げがあがらない。」
と言っていたら、利益をあげている会社はないということになります。
たしかに自分ではない他の誰かや何かの責任にした方が楽でしょう。
逃げてばかりでは成長はありません。
すべてを自分のせいだと思う。
そこまででなくとも自分の努力次第だと思うとやるべきことが増えます。
戦わない経営で著名な浜口隆則さんは、自著『社長の仕事』の中で
「 雪が降っても、自分の責任 」
それくらいの覚悟をした経営者だけが、失敗を糧にして、一歩一歩、成功に近づいていく。
と書かれています。
レンタルオフィス事業を日本で最初に起ち上げたのが浜口さん。
※正式にはオープンオフィスと言います。
長野は雪が多く、非常に環境は厳しかった。
しかし、「雪が降っても自分の責任」と覚悟してやり始めたら、不思議とうまくいき始めたそうです。
依存型で考えると解決方法が見つからないのです。
見つけようともしないのです。
自立型で考えたときに初めて何をすべきかが見えてくるのではないでしょうか。
これは何の“チャンス”なのだろう?
と考えれば今までピンチとしか思えなかったことなのに、一筋の光が見えてくるときがあります。
ピンチはピンチ
ピンチはチャンス
目の前で起こっている現象はどちらも同じです。
まずは“チャンス!”と言ってみよう。
考えるのはその後です。
きっと糸口は見えます。
生きている間は成長しかないのですから。
追伸
自立型姿勢について詳しく知りたい方はコチラから
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一年の計は麦を植えることにあり、
十年の計は樹を植えることにあり、
百年の計は人を植えることにあり。
教育に力を入れることが国を強くする。
会社も同じ。
職業に貴賎なしとあるように、自分の持ち場を最高に思い、そこに真心を尽くす。
自分の使命が何かを理解しようと努め、役割を果たす。
そのような人材を育てたい。